下関にて4月4日から6日間開催されているG1“ダイヤモンドカップ”がいよいよ本日最終日を迎えます。昨日の結果は、逃げ10本、まくり2本とG1らしいイン逃げが多く見受けられました。

その中でも、優勝戦にも名を挙げた上條暢嵩選手に注目です。昨日の10Rでは、.02で踏み込みトップスタートを決め、内二艇を豪快に飲み込みまくり切って1着。「スタートでは、出過ぎてしまうのでレバーを放ってしまう」などとコメントし、モーター63号機の破壊力と調子の良さを伺えました。

そんな昨日の結果を踏まえ本日の優勝戦の展望を取り上げます。まず一号艇の井口佳典選手は、初日1着2本、4日目5日目と逃げで勝利など調子がいい雰囲気。続いて二号艇の原田幸哉選手も合計3本の1着と船足良好。そして先程も取り上げた上條暢嵩選手は、優勝戦でも舟券に絡んで来そうで、更には昨日のまくりのように頭まで考えられる存在。

大きな展望としては、井口選手が逃げる展開と、上條選手のまくり切った2パターンと予想。井口選手が逃げた場合は、原田選手が差しに構え上條選手がまくりに行く。その後を金田選手と谷村選手が追走。上條選手がまくり切った場合は、井口選手が意地でも残しその後を展開突き金田選手、谷村選手が追走、小野選手が外枠からどこまで伸ばして着順を取るか見ものです。どの優勝戦でも、逃げで決まるレースが多い中、上條選手がどこまでスタート切れるかが勝負の分かれ道になりそうです。