ボートレースの予想においては「行き足」を見ることがポイントの一つとして挙げられます。行き足とは、スタートのアプローチから第1ターンを迎えるまでの加速状態のことであり、この行き足の良し悪しでレース展開が大きく変わってくることがあります。同じタイムでスタートを切ったとしても加速してのものかフライングを警戒して調整しつつのものなのかで大きく異なることは容易に想像がつくことでしょう。

好調の最中にあるレーサーは行き足に手応えを感じている場合が多いといいます。桐生競艇で現在活躍中の渡邉和将選手も行き足、出足において自信をもってレースに挑んでいるおかげで桐生初優勝に向けて万全の態勢を整えることが出来ています。

また、丸亀で開催中の四国アイランドリーグplus杯3日目には宇野弥生選手が行き足鋭く2着、1着と連対に絡む結果を収め、本日開催の準優勝負駆けへと持ち込むことが出来ました。日刊スポーツの取材によるとギアとペラの調整により行き足がよくなり、レースが出来る足になったとのこと。今後も好調な行き足で勝ち負けできるレースを見せてくれるでしょうか。