常滑競艇では開設66周年記念競走G1“トコタンキング決定戦”が開催されています。昨日の12レースでは一号艇で出走した池田浩二選手が着実に逃げて勝利を収め地元周年連覇にこれで王手をかけることができました。前検ではワーストの状態となっているマシンを引いてしまいましたが、インから.08でスタートし、相手を近寄らせない圧勝。整備をしっかりと行って戦える状態まで仕上げることができました。モーターなど機力が不足している部分でも踏み込みでしっかりとカバーしており、常にレースでは好位置をキープできるように展開しています。当地の大スターともいえる活躍ぶりですが、最終日の大一番を本命として締めくくってくれると予想する人も多いことでしょう。

相対するレーサーの中で注目なのが機力不足で苦しんでしまった平本選手です。そんな中でも着実に実績を積み上げ、優勝決定戦まで駒を進めてきました。機力もカバーできるように気を引き締めて最終日に池田浩二選手と真っ向勝負になります。さらに瓜生選手も両者に待ったをかけるほど実力を持っており、レース展開を大きく変えていく可能性があります。機技も注目されているので、予想では逆転の捲りも一考に値するといえるでしょう。