ボートレース宮島では4月16日(火)から4月21日(日)にかけてG1“第20回マスターズチャンピオン”が開催され、各スポーツ紙なども注目を集めており、前検日から各選手の動向が取り上げられる状態となっている。ここで不安を抱えた状態で開催スタートすることは今後に大きな影響を与えていくことになるが、手応えを感じる選手も多かったようだ。

前検で華やかさを感じさせたのは地元広島で活躍し、今回マスターズチャンピオンには初参戦となる海野ゆかり選手。普段は中堅を超えベテランの域にいる海野選手も今大会は文句なしの最年少ということで緊張の面持ちだったが、前検ではスタートの状態も悪くなく安堵の表情に変わった。

また一宮稔弘選手もマスターズへ向けた意気込みか、金髪になって登場し注目を集めた。昨年7月のボートレース大村で行われたマスターズリーグでも金髪で挑み優勝した経緯から今回も験を担いで染めたとインタビューに応えた。緒戦となる初日11Rでは3着に終わったが、2日目となる本日1Rでは1着となり概ね幸先の良いスタートを切ったと言える。

これから21日までの5日間ベテラン選手たちによる競演を楽しみにしたい。